労働環境の改善
働きやすい職場づくり
使用する機械や取り扱う物質、作業環境や作業条件により、適切な管理や対策をせずに仕事をすれば労働者の健康に悪影響が出てしまう業務があります。また、現代では長時間労働により心身に不調をきたし、長期の休養が必要になってしまう人も少なくありません。弊社ではこのような労働環境を改善し働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
主な取り組み内容
安全衛生委員会の設置
全4事業場のうち3事業場に「安全衛生委員会」を設置しています。残りの1事業場についても本社安全衛生委員会の管轄とし、同水準の活動を行っています。安全衛生委員会では、各部署から選出された委員により、毎月職場の安全や労働衛生に関して報告・協議を行い、業務災害・業務疾病ゼロを目指して活動しています。また、全事業場での合同開催を年2回実施しており、他事業場の良い点を取り入れるなど活動の共有も図っています。活動内容は社内報に掲載して全従業員に周知され、情報の共有を図っています。
有害業務の管理
有害業務に対する作業環境測定や健康診断を確実に実施しています。原因を低減するための管理や対策を安全衛生委員会と各部署が協力して作業環境の改善を図り、適切な保護具の着用を徹底して、従業員の健康保持および製品の品質向上に取り組んでいます。
労働時間の管理
こころとからだの健康を保持するために、管理職も含めた全従業員の労働時間管理を行っています。会社で定めた時間外労働の上限値(月40時間)を超過した従業員が出た場合には、直属責任者から原因と対策も含めた形で所属管理職者に報告され、社長まで状況を把握できるようになっています。また、月80時間を超過した従業員には産業医との面談を義務付けており、産業医から心身疲労の程度や業務遂行のための意見を聞き、対策を取っています。
照明のLED化
適正な照度による作業環境の改善のため、照明器具の位置や数を再検討し、工場及び事務所の全ての照明をLED照明(一部の工場は無電極照明)に変更しました。省エネ化にも寄与しています。