生分解性カーボンMBとフィルムの開発

生分解性カーボンMBとフィルムの開発

こんにちは!

コンパウンド事業部から、環境に配慮した製品開発について紹介いたします。

コンパウンド事業部では、生分解性のプラスチックを使用したカーボンMBを開発しています。生分解性プラスチックとは、土中に埋めておくと微生物の働きにより、水とCO2に分解されて、自然に還る性質をもったプラスチックのことです。

三福工業では、生分解性カーボンMBを開発・製造しており、フィルムメーカー様と一緒に、生分解性の農業用マルチフィルムの開発まで行っております。

生分解性カーボンMB(ペレット)

通常のマルチフィルムは、収穫後に回収し処分しなければなりませんが、 生分解性のマルチフィルムは、収穫後に回収する必要はなく、 畑の中に練り込んでしまうことで、微生物により分解されてしまいます。

プラスチックの廃棄問題だけでなく、農家の作業負荷低減にもなります!

県内の学校や
社員の畑を
使用して生分解性の実証実験も行っております!

本開発品は、2023年度の栃木県の『とちぎサステナブル・フロンティア企業』に認証されております。

三福工業では、これからも環境に配慮した製品開発を進めてまいります。

※フロンティア企業とは、製造業又はソフトウェア業を営む企業であって、県内に事業所を有する中小企業又は本店を置く大企業を対象に、SDGsの達成に資する新規性や独自性を有する高度な技術や製品を保有するとともに、他の模範となる環境・社会活動を実践し、県内産業振興への貢献が認められる企業として知事が認証したものです。

栃木県/栃木県フロンティア企業について (tochigi.lg.jp)