フッ素樹脂発泡体 MF-75P

フッ素樹脂発泡体 MF-75Pについて

フッ素樹脂発泡体とは

  • フッ素樹脂(PTFE)の性質を有した発泡体
    耐熱、耐薬、非粘着、撥水、薬液吸着、通気性etc
  • 筒状、シート状など用途に応じた形状に成形可能
一般物性
項目 試験条件 PTFE フッ素樹脂発泡体
MF-75P
硬度 デュロメーターA ピーク値 80 40
アスカーC 95 50
密度[g/cm3] 2.15 0.49
引張強度[MPa] JIS K 6251 未測定 0.48
伸び[%] JIS K 6251 未測定 35
気孔率[%] (フッ素樹脂密度-フッ素樹脂発泡体密度)/PTFE密度×100 0 77
通気性[cm3/cm2s] JIS-L1096:2010 A法
(フラジール形法)
未測定 22.04
熱的性質
    PTFE フッ素樹脂発泡体
MF-75P
物性 比重 2.15 0.49
厚み[mm] 1.28 0.62
比熱容量[J/g/K] 1.125 1.822
熱拡散率[mm2/s] 0.108 0.061
熱伝導率[W/mK] 0.261 0.054

使用機器 : Xeフラッシュアナライザー(NETZSCH)
測定条件 : 設定温度25℃ レーザーフラッシュ法

物理的性質

使用機器 : 接触角計DM-501(協和化学)

Table.1 水に対する接触角
経過時間[ms] C.A[°]
PTFE MF-75P
1000 76.7 103.8
3000 76.5 104.9
5000 76.7 103.8
7000 76.7 103.8
9000 76.5 103.8

Figure.1 水に対する接触角(MF-75P)

  • 1000ms 水に対する接触角(MF-75P) 1000ms の写真
  • 5000ms 水に対する接触角(MF-75P) 5000ms の写真
  • 9000ms 水に対する接触角(MF-75P) 9000ms の写真
Table.2 エタノールに対する接触角
経過時間[ms] C.A[°]
PTFE MF-75P
1000 42.6 62.5
1500 42.3 49.3
3000 41 3.4

Figure.2 エタノールに対する接触角(MF-75P)

  • 1000ms エタノールに対する接触角(MF-75P) 1000ms の写真
  • 1500ms エタノールに対する接触角(MF-75P) 1500ms の写真
  • 3000ms エタノールに対する接触角(MF-75P) 3000ms の写真

表面状態観察

  • 50倍 MF-75P 表面状態(50倍) の写真
  • 100倍 MF-75P 表面状態(100倍) の写真
  • 200倍 MF-75P 表面状態(200倍) の写真
  • 500倍 MF-75P 表面状態(500倍) の写真

薬液による影響

1. 酸、アルカリ、オイルを滴下し、見た目の変化を観察

使用薬液

  • 0.1 mol/L 塩酸
  • 0.1 mol/L 水酸化ナトリウム水溶液
  • シリコンオイル

滴下直後

  • MF-75P 滴下直後(酸) の写真
  • アルカリ MF-75P 滴下直後(アルカリ) の写真
  • オイル MF-75P 滴下直後(オイル) の写真

1時間後

  • MF-75P 滴下 1時間後(酸) の写真 width=
  • アルカリ MF-75P 滴下 1時間後(アルカリ) の写真 width=
  • オイル MF-75P 滴下 1時間後(オイル) の写真 width=

いずれも変化なし
⇒ 酸・アルカリによる劣化は認められず

2. 酸、アルカリ、オイルに浸漬させ、寸法変化を調査

使用薬液

  • 0.1 mol/L 塩酸
  • 0.1 mol/L 水酸化ナトリウム水溶液
  • シリコンオイル

条件

室温25℃、72hour

  • 寸法変化の調査(酸) の写真
  • アルカリ 寸法変化の調査(アルカリ) の写真
  • オイル 寸法変化の調査(オイル) の写真

いずれのサンプルも、寸法変化なし
劣化などもみられなかった

加熱時の影響

使用機器 : GCMS-QP2010(島津製作所)
測定条件 : 熱脱着法(DESP)、200℃

熱分解GC-MS DESP測定結果
  PTFE MF-75P
検出物質 なし なし

200℃で加熱した場合、いずれも発生するガス等は確認されなかった

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